1人暮らしをしているとどうしても気になるのが電気代。
電気代が高くなる季節と言えば夏をイメージするものですが、冬場の電気代の高さに悩んでいる方が増えています。
というのも、エアコンだけではなく、さまざまな暖房器具を利用したり、冬ならではの家電を利用するようになるからです。
そのため、冬の電気代の特徴について把握し、冬場にあった家電製品の活用方法などに取り組む必要があります。
ここでは、今日から取り組める、簡単に取り組める冬場の暖房器具や家電製品の活用方法についていくつかご紹介します。
ぜひ記事を活用してみてください。
1人暮らしの冬場の電気代の特徴について
近年の夏は暑すぎる日が続くのでエアコンを欠かすことができず、電気代が高くなってしまう原因となります。
しかし、多くの1人暮らしの方は、「冬場のほうが電気代が高い!」と感じているのです。
なぜ、冬場の電気代が高くなってしまうのでしょうか。
ここでは3つの理由にまとめてみましたのでご紹介しましょう。
暖房器具をよく使うようになる
冬になると寒くなるので、エアコンなどの暖房器具をよく活用するようになります。
ただ、夏場と違う点は、暖房器具にはさまざまなものがあるということ。
エアコンだけではなく、電気ストーブ、電気こたつ、電気カーペットなどがあり、床下暖房を活用するようなこともあります。
それらの暖房器具を複数同時に活用していることもあるでしょう。
エアコンをつけながら、電気こたつに入っているような。
また、夏場ではよく過ごす部屋だけにエアコンをつけているケースが多いですが、冬場だとお風呂場や脱衣所、トイレなどにも暖房をつけることがあります。
そのようなことから、どうしても電気代が夏よりも高くなりがちなのです。
日照時間が短いためよく使う家電製品が多くなる
冬場になると夏よりも太陽が出ている日照時間が短くなります。
そのため、洗濯物が乾きにくくなり、乾燥器を使う頻度が多くなります。
冬になると、衣類自体が分厚くなるために、外に干しておくだけではどうしても乾きにくくなるのです。
しかも、重ね着しているために、洗濯物の量も多くなります。
乾燥器をよく活用するようになると、どうしても電気代は高くなりがちなのです。
また、照明器具も夏場より長い時間、点灯させていることが多くなるでしょう。
さらに冬場特有の家電製品である電気ポット、IH調理器具などの使用頻度も高くなるのではないでしょうか。
在宅時間が長くなり常に電気を活用している
寒いので、外出したくないというのも電気代が高くなる原因です。
自宅で過ごしていると、どうしても家電製品を活用する頻度は高くなります。
暖房器具はもちろんのこと、テレビ、照明、ゲーム機など、快適に過ごすためには電気の消費が多くなることは当然のことでしょう。
省エネ・電気代節約に繋がる冬場の電気の使い方
1人暮らしで省エネ・電気代節約に繋がる冬場の電気の使い方として3つのポイントにまとめてみました。
順番にご紹介していきましょう。
部屋の断熱性能を高める
部屋の断熱性能を高めることによって、エアコンや暖房器具の暖房効率が高くなりますので、少ない電力消費で部屋を暖かくすることができます。
冬場であれば、断熱サッシでもない限り、窓から冷気が入ってしまい暖房効率が悪くなってしまいます。
そのため、ホームセンターなどで販売されている断熱シートを活用すると良いでしょう。
また、断熱カーテンも販売されていますので、同時に活用するとさらに断熱性能を高めることができます。
部屋のドアからすき間風が入ってくるようなこともあります。
ドアに設置することができる、すき間テープなどと呼ばれるものがたくさん販売されていますので、うまく活用すると良いでしょう。
エアコンの効率よく部屋を暖める使い方
近年販売されているエアコンであれば、部屋のどの場所でも同じように暖める機能がついているものもありますが、基本的にはなかなか暖まらない場所があります。
暖かい空気はどんどん部屋の上にたまっていき、下の方には冷たい空気ばかりになります。
そのため、部屋をまんべんなく暖めるようとすると、どうしても無駄な電力を消費しなければならないのです。
そのような場合には扇風機やサーキュレーターを活用すると良いでしょう。
部屋をまんべんなく暖めることができるようになり、ある程度の設定温度にしておけば十分暖かくなるのです。
暖房器具は数種類を使い分けると良い
暖房器具にはいろいろなものがあり、エアコンをはじめ、電気ストーブ、電気こたつなどさまざまです。
寒い部屋をすぐに暖めることができるのはエアコンですが、つけたままにしているとどうしても消費電力が高くなって電気代の高騰に繋がります。
そのため、エアコンで部屋を暖めたあとには、オイルヒーターに切り替えれば電力消費を下げて部屋の温度を一定に保つことができます。
また、それほど広い部屋でない場合には、エアコンではなく電気ストーブを活用した方が効率よく暖めることができる場合もあります。
どのような部屋を暖めるかによっても、暖房器具を使い分けると良いでしょう。