LEDについて

オフィスや店舗などのランニングコストで、大きな割合を占めているのが電気代です。

つまり、コスト削減を考えるうえでは、いかに電気代を節約するかということが重要になってくるわけです。とはいえ、オフィスや店舗では人の出入りが多く、なかなか自宅のように使用量をコントロールするわけにはいきません。

そこでぜひおすすめしたい効果的な方法が、LED照明の導入なのです。

 

■ほかの照明よりも電気使用量が断然少ない

LED照明はそもそも、なぜ電力コストを抑えることができるのでしょうか。

その最大の理由が、発光効率の良さです。ほかの照明とくらべて、LEDはごくわずかなエネルギーで明かりを得ることができます。
例えば蛍光灯であれば50~70%、白熱電球や水銀灯であれば、実に80~90%程度の電力をカットすることができるのです。
つまり、65wのハロゲン電球を、7wのLED電球に取り替えれば、明るさは十分ということです。
さらに重要なポイントが、電気消費量の割合です。

意外かもしれませんが、じつはオフィスや店舗の電気消費量でもっとも高い割合を占めているのが照明です。
その割合は約40%。ほとんど半分近くを占めていることになります。一般家庭でも冷蔵庫に次いで2番目に高いのですが、その数字は15%弱と大きな差があります。
これは、オフィスや店舗ではより多くの照明を用い、さらに日中は点けっぱなしにしていることがほとんどだからです。
その分、より電力コストの削減幅も大きいわけですね。

具体的な金額は条件によって変わってきますが、ほとんどの店舗で導入前と導入後で、年間十数万円以上の削減に成功しています。
これだけの費用が浮けば、導入コストもすぐに補うことができるでしょう。また、自治体によってはLED照明の導入に補助金や支援策があったり、国でも税制優遇措置を設けていたりするので、ぜひ活用したいところです。

 

■ほかにもあるさまざまなコスト削減効果

LED照明がすぐれているのは、電気消費量だけではありません。

LED照明はとても寿命が長く、4万時間から6万時間は使用できるといわれています。
これは年数でいうと、4年半から7年弱。じつに、蛍光灯の4倍、白熱電球の20倍という計算になります。

オフィスや店舗では、ほとんど毎月のように照明の交換や、修理があると思います。特に天井が高いと、取り付けるための工賃も高くなってしまいます。このようなコストも、LED照明に切り替えれば削減することができるわけですね。また、見のがせないのが照明の発する熱です。じつは、先ほど示した電気消費量の割合のなかでも、空調は約28%とかなり高い割合になっています。

しかし、LEDならほかの照明より熱が発生しにくいので、間接的にこの分のコストも削減することができるわけです。
不燃ごみとして扱えるので、蛍光灯のように産業廃棄物として専門業者に処分を依頼する必要もなく、その分のコストも浮かせることができます。

まず導入する前に、どこで多くの照明器具が使用されているのかを、よく確かめておきましょう。
ほかにも、店内の演出のために用意されたダウンライトやハロゲンタイプから交換していくと、より効率的になります。
そして、最後のポイントとなるのが使用時間です。とはいえ、営業中に照明を消すわけにはいきません。
そこで便利なのが、調光ユニットや人感センサーです。これは、明るい場所では照度を自動的に低くしたり、人がいるところでは点灯するといった働きをしてくれる、とても便利な装置です。

ほかにも、スケジュール機能が付いたものや、モバイル端末からコントロールできるものなどもあるので、ぜひ検討してみてください。