テナントビルのオーナーであれば、大きな経費のひとつとして電気代があります。

テナントの規模や業種、営業時間などによっては、電気代の負担はかなり大きなものとなってしまいます。

経営上において大きな悩みです。

テナントビルの場合、一般家庭と同じように電力が供給されている訳ではありません。

そのため、仕組みを知っておくことによって、電気代を大幅に下げることができる可能性があるのです。

ここでは、テナントビル特有の電気代の特徴から、電気代節約の方法についていくつかご紹介していきましょう。

テナントビルの電気代を節約する4つの方法

テナントビルの電気代を節約する方法として、4つにまとめてみました。順番にご説明していきましょう。

・一括受電に切り替える

「一括受電」というと聞きなれない言葉になりますが、ビル単位で高圧電力での電気契約のことを指しています。

ビル全体で高圧受電を行って、自前の設備を通して、各テナントに供給するというものです。

テナントには各々電気メーターが設置してあり、そのメーターをもとにしてビル側からテナントに電気代を請求します。

ただ、テナントビルの中には、テナントごとに個別契約しているようなケースも見受けられます。

これは一般家庭と同じように、各テナントで電力会社と契約して電気の供給を受けるというものです。

テナントビルにとっては、個別に請求しなくてもいい手間の部分でのメリットは大きいですが、その反面で電気代が高くなってしまうデメリットがあるのです。

やはり各テナントごとではなく、一括で受電したほうがかなり電気代はお得になります。

仮に個別契約から一括受電に切り替えた場合、30%ほど削減できたというテナントビルも存在するほどです。

そのようなことから、一括受電の契約戸数は10年前と比較すると10倍程度にまで増えることが予想されているのです。

・LED照明の導入

LED照明の省エネ性能が優れているという点については、みなさんご承知のことだと思います。

仮に、蛍光灯50本(40形蛍光灯器具25台)を利用した場合に、従来の蛍光灯とLED照明での電気代を比較した場合には、おおむね月1万円程度の差があると言われています。

そのようなことを考えると、テナントビル全体でLED照明に変更することによって、大きな電気代削減効果があることが分かります。

ただ、そのような状況を理解しているとしても、従来型の照明を使い続けているというケースは少なくありません。

その原因として、テナントビルのオーナー側がLED化に取り組まないという現状があるようです。

ある企業での調査によりますと、すでにLED化に取り組まれたテナントビルは2割程度で、残りはまだ従来型照明を使い続けているという結果も報告されています。

確かに、テナントビルをすべてLED化しようとすると、大きな設備投資費用が必要となることや、各テナントごとに行われる工事日程の調整が難しいようなケースがあります。

ただ、積極的な設備投資を行っておくことによって、魅力のあるテナントビルであるというアピールにも繋がるのではないでしょうか。

テナントに空きが出ているような状態であれば、これを機会にしてLED化を検討することも必要であるようにも感じます。

・空調設備の見直し

テナントビルで大切なのは、共用部分が暑すぎず寒すぎず、快適に過ごせるかどうかということ。

そのために空調設備はとても大切なものになります。

ただし、エアコンの電気代は、テナントビル全体のほぼ半分程度に達するとまで言われていることから、空調設備や温度管理などはとても大事なものであると言えるでしょう。

テナントビルの空調においては「セントラル空調」「個別空調」の2種類に分けることができます。

「セントラル空調」は建物全体に対して空調を効かすことができ、建物内を一括で管理できるというメリットがあります。

ただしテナントごとに冷暖房の切り替えなどができないデメリットがあるために、個別空調になっているテナントビルも存在します。

「個別空調」では部屋ごとに空調を管理することができますから、例えば試用していない部屋の空調を止めることが可能です。

そのような無駄を省くことができるメリットがありますので、個別空調の方が電気代は安くなる傾向にあります。

ただ、エアコン設備がすでに古くなっている場合、現在販売されているものと比較すると、省エネ効率には40%程度の差があると言われています。

つまり、空調設備を最新のものに変更するだけでも、電気代を大幅に削減させることもできるということになります。

・デマンドコントローラーの導入

電気代削減のために、デマンドコントローラーを導入するテナントビルが増えています。

デマンドコントローラーとは、高性能な電子機器によって電気消費を監視し、室外機を制御させることによって電気消費量を抑えることができる設備のことを指しています。

導入によって消費電力の目標値を設定し、その目標値をもとに電力会社と契約を見直すことになりますので、基本料金を下げる効果があります。

基本料金そのものが下るために、導入効果が見えやすいというメリットがあるのです。

テナントビルの高圧電力の基本料金は、過去一年間のピーク時の使用電力で決定しています。

例えば、暑い夏の日にエアコンによって消費電力が高くなってしまった場合、その数値から基本料金が定められてしまうのです。

それでは日々の節約がどうしても無駄になってしまいます。

デマンドコントローラーは、一時的に消費電力が高くなることを防ぐために消費電力の監視を行い、必要に応じて室外機を自動制御させています。

エアコンを止めると室内の環境が悪化してしまうように感じますが、制御する時間は数分から10分程度で、しかも室外機で作られた快適な空気を送風し続けていますので、すぐに悪化するようなことはないのです。

ネオ・コーポレーションのデマンドコントローラー「ACMDシリーズ」であれば、初期投資不要で導入できますので、削減効果も実感しやすくなっています。

導入を検討してみるといいでしょう。

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