「蓄電池を家庭に導入したら、今すぐ電気代がお得になるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そのような方のために、蓄電池を導入するメリット・デメリットをお伝えしていきます。

うまく導入すれば電気代をお得にすることができますし、いざという時の備えにすることも可能です。

ぜひ記事をじっくりと読んでみて、導入を検討してみましょう。

家庭用蓄電池を活用するメリット

・割安な深夜電力を貯めて電気代が削減できる
・太陽光発電の余剰分を貯めておくことができる
・自然災害などによる停電時においても電力を活用できる

家庭用蓄電池のメリットには、この3つが挙げられます。詳しくお伝えしていきましょう!

割安な深夜電力を貯めて電気代が削減できる

家庭用蓄電池を活用すれば、割安な夜間電力を貯めておいて、日中に活用することができます。
ご存じの方も多いと思いますが、電力プランによって時間帯で電気料金が設定が異なります。

例えば関西電力会社のオール電化住宅向けプラン「関西電力はぴeタイムR料金」を活用すれることによって、電力料金をお得に利用することができます。

9時~17時のデイタイムであれば1kWhにつき約29円ですが、23時~翌7時のナイトタイムであれば1kWhにつき15円程度となり、約半値になっています。
そのため23時は蓄電池に電力を蓄えておき、日中に活用するようにすれば、それだけで電気料金を削減させることができるのです。

太陽光発電の余剰分を貯めておくことができる

家庭用蓄電池の最も効果的な使用方法は、太陽光発電システムと組み合わせることにあります。
太陽光発電システムだけでは太陽光を照らしている日中でなければその効果を十分に発揮することができません。

しかし家庭用蓄電池を活用すれば、日中に電力を蓄えておくことができ、夜間に貯めたておいた電力を利用することで、電気代を効果的に削減させることができるのです。

自然災害などによる停電時においても電力を活用できる

自然災害などが発生した際に起こりえる停電時にも普段の生活通り電気が使える点が、家庭用蓄電池において注目されているポイントです。

ご存じの通り、地震や台風などの自然災害によって停電になる被害は毎年のように発生しています。
直接的な被害だけではなく、停電による二次災害は大きな問題と言えるでしょう。

停電になってしまうと、たちまち生活が不自由になってしまいますが、蓄電池で電力を蓄えておけば、復旧するまでの間を過ごすことくらいは可能です。

家庭用蓄電池を活用するデメリット

・初期費用が高くついてしまう
・蓄電池は使用していると徐々に劣化する
・電気を貯めておける容量が決まっている

家庭用蓄電池のデメリットには、この3つが挙げられます。

初期費用が高くついてしまう

家庭用蓄電池の最大のネックは、蓄電池のシステムを導入するには価格が「高い」ということ。
機種によっても違いがありますが、6kWh程度の一般的な家庭用蓄電池であっても100万円ほどする機種も存在します。

そのため短期間で経済的にお得にするという意味では、なかなか厳しいかもしれません。

蓄電池を使用している徐々に劣化する

家庭用蓄電池は、当然ながら電池の一種ですから、使用を重ねるにつれて劣化してしまいます。
数年で故障するようなものではありませんが、約1万回の充放電で1~2割程度、容量が少なくなってしまうと言われています。

サイクル寿命と呼ばれており、生涯にわたって使い続けることができるものではないという理解が必要です。

電気を貯めておく容量が決まっている

近年ではさまざまな家庭用蓄電池が販売されるようになりましたが、6kWh~16kWhの容量のものが一般的となっています。

家庭によっても違いはありますが、家庭で活用する電力すべてを蓄電池で賄うことは難しいと言えるでしょう。

そのため電力会社からの電力の供給も活用しながら、生活を営んでいくことになります。

まとめ~蓄電池は本当に節電できるのか?

「節電」という意識だけでみると、蓄電池を導入したとしてもすぐにお得になるかと言えばそうではないことが分かります。

ただし蓄電池を購入するための補助金制度なども発表されていますので、これらも活用することによって、うまく節電や節約に繋げることができます。

自治体などからの情報を常に集めるようにしておく、お得に蓄電池を導入していけばいいのではないでしょうか。