私たち人間は「地球環境問題」という大きな課題を抱えています。無限に地球を守るため普段から節電を行っている方も多いと思います。現在は節電機器が多く販売されていて、家庭内のちょっとした心掛け次第で節電ができる時代になりました。「節電」と「省エネ」を同じ意味に捉えている方が多いようですが、ここで節電と省エネの違いについて学んでいきましょう。

省エネとは

省エネは電気使用のピーク時に敢えて使用量を減らすのではなく、電気や石油などの環境問題に関わるエネルギーを節約することです。エネルギーを効率良く使用することでエネルギーを安定的に供給・確保することができ地球温暖化を防止できます。

日本はエネルギー資源を輸入に頼っている国であることから、他国に比べて省エネの必要性は強く求められています。日常生活に欠かすことのできない電気やガス、水道以外にも運輸や通信など全てにおいて必要不可欠となっているのがエネルギー資源です。

節電とは

節電とは、電気の使用量や消費量を節約することです。国と電力会社が取り組んでいる節電では、企業や一般家庭が行う計画停電など大規模なものまであります。節電という言葉は第二次世界大戦から広く流布されてきましたが、2011年3月の東日本大震災による福島第一原発事故をきっかけに本格的な計画停電が始動しました。その後も節電の動きは広まり、自治体を始め企業や学校、駅、家庭などにも普及しています。

節電の必要性について

日本は東日本大震災を機に電気供給量と受給量のバランス崩壊対策に節電の重要性が指示されるようになりました。電気は少量であればバッテリーに貯めておくことができますが、大量の場合は対応できません。発電したらすぐ消費され必要な場所に届けられる仕組みになっています。電気消費のピークが起こりやすい夏場や冬場の時期は、電気供給量と受給量をバランスよく保つために節電が必要になります。節電はこのピーク時に支障が起こらないよう電気を減らすという意味でもあるでしょう。大きな電力を消費する際は、ピーク時を避けて電力を使用することが必要です。

省エネと節電はどちらも電力の使用を控える意味があります。省エネは時間帯関係なく電気や石油などのエネルギー消費量を削減して、二酸化炭素排出量やコストを下げることが目的です。一方、節電は停電を回避するためピーク時に電力使用を抑え、電力供給が追い付かなくなる現象を防止することを目的にしています。それぞれ目的の違いはありますが、どちらも問題意識を持ち大きな効果に繋がることは同じです。一人ひとりの取り組みによって大きな成果を得るため、これからも地道な心掛けと対策に取り組んでいきましょう。