近年、夏や冬になると、国内では毎年節電を訴えることが多くなってきています。しかし、我慢の節電を繰り返していることで、家庭でも企業でも苦痛に感じるケースも少なくありません。そこで、節電効果の見える化を行うことにより、我慢の必要がない節電を実現していくことが望まれています。

ここでは、そんな節電効果の見える化について詳しく説明していきましょう。

見える化とPDCAサイクルの関係

ビジネスにおいて計画・実行・評価・改善の頭文字を取ったPDCAは仕事を進めていく上で非常大切なポイントと言えます。その一方で、節電効果を把握するためにもこのPDCAサイクルは重要だと言われているのです。例えば、消費電力量を計測して集計することによって、グラフや数値などで見える化すると、節電がどれだけできているのかを把握することができます。

ただ節電対策を講じても、その効果を感じることができなければ、我慢を強いられる節電になってしまいます。電力の見える化システムを導入し、消費電力量を測定すると、対策の必要性と方法を見極めることができるようになるでしょう。そうすれば、システムによって得られるデータを検証しながらPDCAサイクルを進め、節電を効果的にすることができるのです。

電力の見える化システム導入後

実際に電力の見える化システムを導入すると、電力消費量の現状を知ることができます。電力消費量削減策を立てる際には、企業のオフィスやビルなどで電力消費量が多い場所を特定し、そこに集中することが最初の手段と言えます。ただ、機器能力や企業の生産性に関わるものについては、生産性を損なわずに節減していかなければなりません。一般的な企業に多いのは、空調機器と照明が大きな消費量に起因しているということです。

そのため、電力消費量削減策には、こうした空調機器や照明の使い方を見直す必要があるでしょう。このようにして、電力の見える化システムを導入して現状を知り、必要な削減策をしっかりと見極めて取り組むことが大切です。導入後に節電効果があまり感じられないという場合は、他の企業や部門で実施している消費電力量削減策を参考に試してみるのも良いでしょう。

ここでは、節電効果の見える化として、電力の見える化とシステム導入後にすべきことなどを紹介してきました。電力の見える化は、節電効果を一人ひとりが感じるために非常に最適なシステムであると言えます。節電は、企業だけでなく家庭でもしっかり取り組む必要がある問題でもあります。

国民一人ひとりが意識的に消費電力量削減のために行動していくことが今後求められていくことでしょう。