用語解説:電子ブレーカー

電子ブレーカーは低圧電力の基本料金を削減することができます。
一般家庭で使用されている電力は従量電灯という契約方法で、電灯100Vの供給の量によって使用料を支払います。支払い金額の割合として、基本料金は低く抑えられています。
一方低圧電力は事業用電気の契約で、電灯200Vの供給によって使用料を支払います。
基本料金が高めに設定されているため、月々支払っている電気料金のうち、半分以上を基本料金が占める場合が多いです。その基本料金を削減できれば、コストを低く抑えることができるということです。低圧電力の契約形態には2種類あります。
それが、負荷設備契約と主開閉器契約です。

負荷設備契約は契約する事業者が利用する設備の出力容量の合計から契約容量を算出します。設備の出力容量は最大値が使われるためほとんど使わないようなものでも含まれてしまいます。
このような算出方法になるのは、ブレーカーの構造が原因です。
一般的なブレーカーは、想定以上の電流が流れた時に内部の金属が熱を持ち、変形することで開閉器を遮断して電力の供給を止めます。
実際に流れる電流を管理しているわけではないので、設置されている設備に対して十分に余裕を持ったブレーカーが必要になります。

主開閉器契約は実際の使用量に応じた契約形態です。
コスト削減のために契約だけを主開閉器契約に切り替えて一般的なブレーカーを使うと、容量不足で頻繁に遮断されるトラブルが発生します。
そのため、実際に流れる電流を計測できるブレーカーに切り替える必要があります。
電子ブレーカーは契約している電力の容量を超える電流が流れている状態が一定時間継続すると開閉器を遮断して電力の供給を止めます。
つまり大きな出力容量の設備でも使用頻度が低ければその分だけが契約量算出に使われます。
どんなに事業が忙しくても常に最大容量で稼働している設備などありません。
だから負荷設備契約よりも主開閉器契約の契約容量は低くなります。
電子ブレーカーを導入するときに注意が必要なのは正確性です。
実際に事業が行われている状況での使用量を正確にモニタリングして、必要な契約容量を算出する必要があります。
契約容量が実際よりも大きければコストの削減が不十分になります。
実際よりも小さければ頻繁に開閉器の遮断が起こるトラブルが発生します。
また電子ブレーカー自体も、流れる電流値を正確に計測、制御できる性能が必要です。
ネオコーポレーションの電子ブレーカーには、正確な計測と内蔵されたCPUによる精密な制御を行う優れた性能があります。
電気用品安全法の基準を満たしていることを、一般財団法人電気安全環境研究所によって確認されているので安心です。

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