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節電を考えられている方は多いでのではないでしょうか。

部屋の電気はこまめに消灯し、切れた際にはLEDに変更する。

エアコンの温度設定には十分配慮して、暑さをしのぐためにクールビズを導入。

冬場にはひざ掛けを持参。

エレベーターは使わずにもっぱら階段を利用。

そのような取り組みに日々取り組まれているかもしれません。

しかし日々活用しているIT機器の使い方を見直すだけで、大きく節電できることがあります。

○IT機器の利用方法を見直すことが大きな節電に!
節電は本来「電力消費の無駄を省く」というものでありますが、それによって多くのスタッフが我慢しなければならない状況に陥っていることは多いでしょう。

特に近年の夏のように暑すぎる日が続いた場合、エアコンを「28℃設定」と言われてもそれほど涼しく感じないことがあります。

特にパソコンやサーバー、コピー機などが設置されている事業所や事務所の場合、IT機器から生じる熱風によって、エアコンの快適な空気の妨げとなってしまいます。

みなさんの職場ではどうでしょうか。

それほど大きくない事務所に数多くのIT機器が作動しているのではないでしょうか。

IT機器は機器の内部が熱くなりすぎないようにファンが設置されていることがお分かりになるでしょう。

古いパソコンは最新モデルに交換してしまう

一般的な事務所の場合、事務所のパソコンやサーバー機器での電力消費量は、事務所全体の約1割程度だと考えられています。

この電力消費量を、パソコンを最新モデルに変えるだけで現状の8割程度にまで下げることができます。

使用しているパソコンがデスクトップの場合、すべてノートパソコンに買い換えることで約8割に、すべてのノートパソコンを買い換えるならば、削減効果は約6割程度にまで下げることが可能なのです。

特に現在活用しているパソコンが5年以上のものである場合、最新モデルと比べてかなり電力消費が高くなってしまいます。

特に事務所で活用しているようなパソコンは、「故障するまで使い続ける」ということも少なくないため、かなり旧モデルを使用しているようなこともあるでしょう。

最新モデルに交換すれば、パソコンから吐き出される熱風量も少なくなるために、エアコンの電力消費も少なくて済むというメリットがあります。

設定をスリープ機能に変えるだけでも節電効果が

事務所のパソコンにおいては、常に稼働している状態にしており、仮に数時間程度、別の場所で仕事をするとしてもそのまま放置していることがないでしょうか。

冒頭からお伝えしている通り、パソコンを稼働させていると常に電力が消費されており、しかも熱風を吐き出していますからエアコンの効きも悪くなります。

もちろん数時間程度、活用しないような場合では、いったん電源を落とすことが有効です。

一時的にパソコンを扱わないような業務をする場合においても、「スリープ機能」を有効活用することで大きく電力消費量を下げることができます。

スリープ機能とは一定時間、パソコンを触らないような場合に、画面を消灯する機能。休憩に行くような場合や小一時間程度の会議などではこの機能が有効です。

ディスプレイの明るさを落としてみるとさらに節電効果が

パソコンの明るさ設定をご存じでしょうか。

パソコンを購入した時点においては、一番明るく設定されていることが多いです。

ディスプレイの明るさによって、電力消費量は大きく異なります。そのためやや落としてみるだけでも、大きな節電効果を発揮してくれるのです。

暗くしてしまうと見えにくくなってしまいますが、もともと事務所が明るい場合であれば、少し暗めにしてもまったく問題なく使用することができます。

一番明るいものから、ぎりぎりところまで明るさを落とすだけで、消費電力は約5~20%程度の節電になることが分かっています。

ほかのIT機器でもスリープ機能を活用する

パソコンだけではなく、プリンターやコピー機など多くのIT機器にはスリープ機能が搭載されています。

もしスリープ機能が設定されていないとしたら、今すぐ設定するようにしましょう。スタッフがまったく使っていない状態であるのも関わらず、稼働し続けている可能性があります。

またIT機器は高額だからと言って、古いものを使用し続けていると、かえってコスパが悪くなってしまうことがあります。

5年を目途にして、交換することも節電のためには重要な考え方になります。

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